素材文の重複
2021年大学入試共通テストの特例問題・国語で、センター試験の過去問と同じ素材文が出題された、というニュースがありました。
朝日新聞EduA 2021年3月23日
https://www.asahi.com/edua/article/14291553
当該の素材文は、饗庭孝男『想像力の考古学』と、『今鏡』のようです。
素材文選びの際に難しいのは、過去の出題と重複していないかのチェックですが、対象商品がたくさんあるとチェックも大変になります。
今回の問題は、現代文が1995年、古文が1993年に出題の文章だったとのことですが、さすがに大学入試共通テストともなると、30年近く前の過去問でも生徒が見ている可能性がありますね。
大学入試センターでは、素材文重複はあり得るという方針を公表済みで、問題ないとの見解のようです。